廃墟映像集 MATRIMONIO 京都 志津川発電所跡地
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京都 志津川発電所跡地
 
日本における重力式コンクリートダムの草分けだった志津川ダム(別名:大峰ダム)を擁した志津川発電所。 

大正時代に関西初の大出力水力発電所として造られた施設は、イギリス積みのレンガ造りで今は一面が蔦で覆われています。 
sidugawa_long_800k.jpg 
 大正13年(1924)3月に運用が開始されましたが、多発する水害に対応するために新しく天ヶ瀬ダムの建設が決まりました。 それにともない、約40年の役目を終えて昭和39年頃(1964)に廃止されます。

sidugawa_handodai03_800k.jpg 
 広大な敷地の中のあちこちに、苔生した遺構が残されています。 sidugawa_dodai04_800k.jpg  

sidugawa_dodai02_800k.jpg  

発電所に水を送っていた鉄管の土台 sidugawa_dodai03_800k.jpg  

直径役3m近くある穴の大きさです。 sidugawa_dodai01_800k.jpg  

こんなものも転がっていました。 私、31歳ですがこのデザイン知りません・・・。 sidugawa_ac_800k.jpg  

さらに奥に進むと、広大な沈砂池の跡地が見えてきます。 その傍らに、地殻変動観測所という看板が掛かった小さな廃屋がありました。 sidugawa_mac_800k.jpg  

sidugawa_kat_800k.jpg 
広大な範囲に遺構があり、全てみることはできませんでした。 
この他にも、川付近には旧ダムの取水口や制水門の跡などが残っていて、それらは川沿いから見ることもできるそうです。 
それらを眺めつつ、鳳凰湖の水底に眠る大峯ダムに思いを馳せてみるのもいいかもしれません。 
 
サトウ






廃墟探索 | 2016/03/10(木) 01:20 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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