ホテル飯盛山荘は和歌山の飯盛山の奥深くにあったホテルで、「I山荘」「IM山荘」などと呼ばれることもあります。大きな入浴施設があり、薬草かまぶろ温泉などが名物だったそうです。
部屋数がかなり多かったですが、どの部屋もドアが蹴破られ荒らされていました。
窓から海を望むことができたので、在りし日には穏やかな時間を過ごせたのでしょう。
2010年頃に廃業したとのことで、まだ7年近くしか経っていないのにこの荒れようと朽ちようは凄まじい勢いだと思います。この広い食堂が親子連れで賑わっていた様が想像できます。
動くものが何一つ無い空間で、ただカーテンが風に揺られていました。
埃でくすんだガラスの灰皿。
和歌山は緑の生命力が半端なく強い気がします。
こうやって、日々静かにまったりと建物に侵入していくんでしょうね。
サトウ
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