山頂駅
県道を通ってダム沿いに急ぎます。時刻はすでに6時を回り、いつ夕闇が押し寄せてきてもおかしくなく…
わき道を見つけ、車一台がやっとの道を慎重に抜け、なんとか明るいうちに山頂駅を見つけることができました。

この山頂駅の外観、何かを思い出しませんか?私はジブリ映画の「となりのトトロ」に出てきた、さつき一家が引っ越してきた家を思い出しました。
そこまで似てるかって言われると…雰囲気だけでしょうかね(^-゚)

入り口

入り口…

入り口っていうレベルじゃねーぞ!ってくらいに緑が侵入しています。もうどこからが表なのかもよく分かりません…

ここは、券売所だったのでしょうか。

さすがに奥の扉を開ける気にはなりませんでした。

打ち捨てられたレジスター。誰かが引っ張り出したんですね。

電球

発着所に、イスがありました。

営業時もここにあったのか…眼下に温泉街を見下ろしながら、優雅に紅茶でも、といった雰囲気です。実際は、従業員(見張り員)のイスだったのでしょうか。

柱には、緑がこれでもかというくらいに茂っていました。

発着所の上部に、部屋があります。おそらく、制御室です。

行こうと思いましたが、階段は途中が抜け落ちてたり穴が開いてたり、とても上れそうにありませんでしたので断念…

制御室の下には、機械室が。

ここがおそらく心臓部。

照明、でしょうか。
この場所はこれからも閑静な温泉街を、昼も夜もずっとひっそりと、見守り続けるのだと思います。緑に埋め尽くされ、朽ちるまで。
以上、湯原温泉ロープウェイ跡・山頂駅でした。
こーんな感じで、廃墟レポートしていこーと思いますので皆様、これからも幾久しく♪