廃墟映像集 MATRIMONIO
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未完のループ橋
 

忘却炉伊豆篇、未完のループ橋のご報告です。 伊豆半島某所の山中。 それは、“佇む”と表現するには余りにも壮大な姿で残っています。 昭和50年代初頭、事業主が破綻して工事が中止。 未完のまま放置され、周辺で起こった大規模な地震によって一部が崩落したという説がどうやら有力のようです。 橋が崩れ落ちる程の大地震。 この地に立ってその瞬間を想像すると、少し鳥肌が立ちます。

roop_1.jpg
近付く為には、この鬱蒼と茂る木々を掻き分けて進まなければなりません。 緑の切れ間から時々垣間見える、古びた赤が不思議な感覚を呼びます。

roop_3.jpg
少し開けた場所から、先端部分が見えました。 根元部分まであと少しです。

roop_4.jpg
草木に包まれた小屋。 中には資材が散乱しています。工事用に使われていたのでしょうか。

roop_5.jpg
橋の上に上る事ができました。 劣化して大きく歪んでいるので、歩いていても平衡感覚が麻痺してきます。

roop_6.jpg
右側のアスファルトは、崩れ落ちた橋の一部です。 そちら側は、木々の密度が凄くて近寄ることはできません。

roop_7.jpg
少しずつ緑に侵食されています。

roop_8.jpg
補色の赤と緑・・・の筈ですが、どこか馴染んで見えるのは気のせいでしょうか。

roop_9.jpg
橋の継ぎ目やアスファルト。 そこらじゅうから草木が侵食しています。

roop_10.jpg
ガードレールを覆う蔦。 どこから伸びて、どこを目指しているんでしょうか。

roop_11.jpg
先端部分。 写真ではうまく伝わりませんが、目がくらむ高さです。

roop_12.jpg
先端から望む、落ちた橋の一部。 今にも緑に飲み込まれそうな巨大建築物。 大災害で日本が壊滅するような物語はよくありますが、その先はきっと日本中がこんな光景になるのかなぁと想像してみたり。 世界の終わりも、悪くないのかもしれません。
サトウ

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廃墟探索 | 2009/07/30(木) 02:51 | Trackback:(0) | Comments:(0)
王子アルカディアリゾート
 
岡山篇後半です。 編集明け、とりあえず飲んだくれてるサトウが「王子アルカディアリゾート跡」の探索をご報告します。 「アルカディア」は、ギリシャ語で「理想郷」を意味する言葉だそうです。 造船の町、四国への玄関口として発展したT市。 造船不況や連絡船の廃止、JR線の減便など薄暗い流れの中でバブルの気勢に乗って立ち上げられたリゾート計画。 しかし建設途中にバブルはあっけなく崩壊。 金融機関が融資を渋り、資金繰りが悪化。 1993年9月 竣工の祝声を聞くことも無く、「理想郷」は沈黙しました。

 外観
山道を抜けた所に、その理想郷は今でも残っています。

 1Fホール
レストランになる筈だった1階ホール。

 屋根
台風で割れてしまったガラス張りの天井。 そこから降り注ぐ陽光と雨水によって、床は所々苔生しています。

arcadia_glass.jpg
この小さな植物が10年後どうなっているか想像するとちょっとだけわくわくしませんか?

階段
2階に上がる階段も、コンクリートのまま放置されています。

arcadia_sizai.jpg
屋内は資材が所々に散在しているだけで

窓
無機質な空間が広がっています。

EV窓
ガラスというガラスは粉々に割られていました。

EVホール入り口
エレベーターホールも放置です。

EVホール
先は7階。 見上げると眩暈がします。

部屋
外部と内部。 色々な意味で物凄いコントラストです。

草窓
草に埋もれた窓。 穏やかな陽がゆらゆらしてます。

展望
最上階からの展望。 遥か遠くをゆったりと渡る船を眺めながら、暫し和み。 
 廃墟なんてどこも寂しいものですが 人の匂いというか、有機的なものが殆ど感じられないこの場所。 誰にも愛されることなく、ただ忘れられていく事より哀しいものはないのです。 
 以上、王子アルカディアリゾートホテル跡のご報告でした。 次回は岡山リベンジになる予感・・・ 今暫くお待ち下さいませ。
サトウ ※写真撮影
アンドウ ※映像制作


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廃墟探索 | 2009/06/27(土) 02:38 | Trackback:(0) | Comments:(0)
湯原温泉ロープウェイ跡③
山頂駅
 
県道を通ってダム沿いに急ぎます。時刻はすでに6時を回り、いつ夕闇が押し寄せてきてもおかしくなく… わき道を見つけ、車一台がやっとの道を慎重に抜け、なんとか明るいうちに山頂駅を見つけることができました。

 
この山頂駅の外観、何かを思い出しませんか?私はジブリ映画の「となりのトトロ」に出てきた、さつき一家が引っ越してきた家を思い出しました。 そこまで似てるかって言われると…雰囲気だけでしょうかね(^-゚)


入り口


入り口…


入り口っていうレベルじゃねーぞ!ってくらいに緑が侵入しています。もうどこからが表なのかもよく分かりません…


ここは、券売所だったのでしょうか。


さすがに奥の扉を開ける気にはなりませんでした。


打ち捨てられたレジスター。誰かが引っ張り出したんですね。


電球


発着所に、イスがありました。


営業時もここにあったのか…眼下に温泉街を見下ろしながら、優雅に紅茶でも、といった雰囲気です。実際は、従業員(見張り員)のイスだったのでしょうか。


柱には、緑がこれでもかというくらいに茂っていました。


発着所の上部に、部屋があります。おそらく、制御室です。


行こうと思いましたが、階段は途中が抜け落ちてたり穴が開いてたり、とても上れそうにありませんでしたので断念…


制御室の下には、機械室が。


ここがおそらく心臓部。


照明、でしょうか。


この場所はこれからも閑静な温泉街を、昼も夜もずっとひっそりと、見守り続けるのだと思います。緑に埋め尽くされ、朽ちるまで。 以上、湯原温泉ロープウェイ跡・山頂駅でした。
 こーんな感じで、廃墟レポートしていこーと思いますので皆様、これからも幾久しく♪

 

安藤

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廃墟探索 | 2009/06/25(木) 03:03 | Trackback:(0) | Comments:(0)
湯原温泉ロープウェイ跡②
山ろく駅
 

ここは、開業の昭和50年からたったの6年で廃業した、幻のロープウェイといわれています。ふもとの温泉街と山頂のダム公園とをつなぐ目的で運用されたこのロープウェイ、やはり温泉地自体が不人気だったのでしょうか…


駅へと続くわき道の入り口には、色褪せた看板が。


草と、木と、虫。すべてが行く手を妨害します…


1階には、事務室と、従業員の休憩室があったようです。ファイリングされた書類の束や、従業員の制服がそのまま残っていました。



屋内は若干暗めです。 2階に上がってみます。


2階には待合室に、券売所。レトロな照明器具がいい感じです。


券売所には、チケット。人口発、自然行き。


それでは階段を上り、乗り場へ行ってみたいと思います。



3階、乗り場。


階段を上がり角を曲がると、一気に色彩が変わります。


かつて人が座ったベンチ。


いす。


時計。 階下の廃墟たちが「終わった場所」であるとすれば、ここは今、始まっている場所と言えそうです。 見事な世代交代が起こっているといった感じでしょうか。



扉を抜けると、機械室へ…



錆びた機械と、それを包む緑たち


へびいちご。食べられないよ( >_<)


落ちます


らせん 螺旋階段を下りると、ロープウェイの心臓部が。


かえるの声がこだましていました… 以上、山ろく駅の様子でした。 次は、山頂駅へ。

 
  

安藤


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廃墟探索 | 2009/06/25(木) 01:40 | Trackback:(0) | Comments:(1)
湯原温泉ロープウェイ跡①
みなさん、いたずら心わくわくしてますか?明日から本気出す、安藤でーす。

今回は、廃墟探索第1回ということで!
岡山です。
2つ物件を廻ったのですが、今回は「湯原(ゆばら)温泉ロープウェイ跡」をご報告します。

まずはこのエントリーで「湯原温泉」やその周辺について軽く触れておきたいと思います。

この「湯原温泉」、温泉としての歴史は平安、もしかすると弥生まで遡るといわれています。特に「たたら製鉄」という原始的な製鉄法が営まれていた弥生時代から既に存在し、工夫たちの疲れを癒してきた、と現地では言われているそうです。
その温泉の源となっているのが、近くにそびえる「大山」や「蒜山(ひるぜん)」の地下マグマです。「蒜山」は、約60万年前に活動を停止した死火山で、上・中・下蒜山の3つの山を合わせて「蒜山」と呼ぶそうです。
そしてこの山は、「古事記」で言う「高天原」だった、という伝説があるそうで、アマテラスが隠れたあの「天の岩戸」もあるんだそうです。とはいえ、そのような伝説は各地にあるそうなので、これは余談ですね…

さて、「湯原温泉」に実際行ってみての感想ですが…

昼間は冴えないただの街ですが、夜になるとオレンジ色の街灯と、旅館の明かりと、街のうらぶれた雰囲気が絶妙な「安心感」というか「癒しオーラ」を醸し出す、とても素敵な温泉地でした。心身ともに癒され、脱力感に浸りたい方にはオススメ。
昼間だと、無料で露天風呂「砂湯」が利用できるそうです。また、夜でも足湯につかることができ、実際つかってきましたが湯加減といいロケーションといい文句なし。本当に数日間でもいいから、ここで隠遁したくなってしまいました…


それでは、次のエントリーからが本番。ロープウェイ跡に潜入したいと思います。



安藤


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廃墟探索 | 2009/06/25(木) 01:03 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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